浮雲

岡田君の番組つながりで、林芙美子さん2冊読んだ。
もうちょっとサクッと読みたいんだけど、1週間かかっちゃった。
しばらく読書してないと読む力も落ちるんだなと思う。
まず集中力が格段に低くなってる気がするなぁ、自分。

「故人は自分の文学的生命を保つため他に対して時にはひどいこともしたのでありますが、あと1、2時間もすれば林さんは骨になってしまいます。死は一切の罪悪を消滅させますから、どうか故人を許してもらいたいと思います」
葬儀のときに川端康成氏がそう挨拶したという林芙美子さん。
きっと体裁なんてくそくらえ的に、本能のまま生き抜いた人なんでしょうねぇ。

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短編小説集
「晩菊」「水仙」「白鷺」「松葉牡丹」「牛肉」「骨」

女性のいやらしさ、潔さ、老い、悲しさ、あきらめ、したたかさ、が生々しく凝縮してた。
混沌とした戦後という時代背景も大きいんでしょね。
女は逞しい。というか逞しくないと生きていけない。ならそうやって生きていくんだろう、きっと。

「浮雲」のゆき子は、まるで作家自身みたい、
男にすがって生きようとしたけど、成し遂げられずに終えた人生。

両方とも映画化されてるんだって、
若い頃の杉村春子とか高峰秀子とかよね、きっと。チャンスがあったら観てみたいです。


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