世間を頑なに拒絶する老人と、保護観察中の17歳の少年の奇妙な友情の話。
1999.11.29放送のTBSドラマ「ディア・フレンド」

「お前は芝居に向いている。つらいことがたくさんあり、難しいかもしれないけど続けなさい」

芸能界は二十歳までと決めていた岡田君が、俳優として頑張ろうと思うきっかけのひとつが、緒形さんからこの頂いたこの言葉だったということを、インタビューでよく話してたので、前からぜひ一度観たいと思ってたの。やっと観られました。

⇒⇒ ディア・フレンド あらすじ
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まさかまさかの、私の大好きなロード・ムービーじゃないですかん。
不良老人と不良少年の、悪態ばかりついてて素直になれない似た者同士の話。いいドラマだったー。

すごく好きなシーンがあって、
車椅子を押す裕司(岡田准一)が、坂道で悪気はなく遊び感覚で手を放してしまい、スピードに怯えた佐竹(緒方拳)が恐怖で泣きそうなりながら怒るところ。
本当は優しい子なんだけど人を思いやることを教えられないまま育った裕司の幼稚性が感じられて、すべてを拒絶して感情を見せない佐竹が子どもみたいに抗議するってことで、二人の関係性があの瞬間にガラッと変わって気がして、感動して涙ぐみそうになった。

緒形拳さんはこの当時62才、いやいやもっと老人に見えますから、これも演技力ですね。
10代の岡田君はもちろん可愛いくて、ピーンと張りつめた感があって、なんともたまんない緊張感が素敵でした

心地よい余韻が残る、出会えて良かったと思えるドラマでした。
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