2012.09.30 ピエタ
~一部抜粋~
キム・ギドク監督は24日、「『ピエタ』の観客の皆さんへ感謝のメッセージ」を通じて、「至らぬところの多い映画『ピエタ』が今週末、観客動員数50万人を超えた。僕には50万人ではなく、500万人を超えたも同然だ」と話した。
続いて「ピエタ」の早期上映終了の意志を明かした。メジャー映画の映画館独占と交差上映(観客が少なかったり、興行性が低いと判断された映画はほかの作品と交互に上映する方式)に抗議するためだ。

ここ10年の間に独創的な映画的挑戦と成果はほとんど失われ、投資会社の社員たちが注文する、どこかで見たような映画が、誇りもなく、観客数と収益という価値だけで評価されています。100年先を見据えなければならない映画産業が、目先の利益を追い、絶壁に向かって走っています。


⇒⇒ キム・ギドク監督「ピエタ」早期上映終了宣言…なぜ?

 
「観客数と収益という価値だけで評価される」
ワタクシ黙って頷きました
ミョンたん、最近インタビューで興行の話が多いもんなぁ
46万人は失敗で450万人は成功なの?
自分の作品をそんなふうに評価するって
正直悲しかった
撮り終えた作品は
「もう僕の手を離れた」って
痺れるような名言を言う
そんなミョンミンさんが好きです

そして
ちょっと前の韓国映画はもっともっと面白かったよ
キドク監督にささやかですが心から拍手を送りました

第13回東京フィルメックスで『ピエタ』の特別上映が決まったそうです
嬉しい
見られますね~☆

たしか去年、丁度東京に滞在してた時期と重なったので 『豊山犬(プンサンゲ』観たんだよね
今年も絶対に行かなくちゃ☆

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++キドク監督のメッセージは続きにたたみました++
至らぬところの多い映画「ピエタ」が今週末、観客動員数50万人を超えました。僕には50万人ではなく、500万人の観客を動員したも同然です。

20代から70代のお年寄りの方まで、皆さんが「ピエタ」を見てくださいました。

娯楽映画でも、商業映画でも、コメディ映画でもない「ピエタ」を50万人の観客が見てくれたという事実は、僕個人の価値よりも韓国を映画文化の先進国にしていく上で重要な価値だと思います。

僕が外国に行って一番うらやましいと思ったのは、20代から70代までの人が同じ映画を見て、映画館の前であらゆる世代の人々が自由にその映画について議論する姿でしたが、「ピエタ」によって、そのような時代が来たと思います。

この前、「ピエタ」がベネチア国際映画祭で受賞し、記者会見でメジャー映画の映画館独占と交差上映に関する問題と、クリエイター優先の制作環境にすべきという問題を提起しました。

しかし、いまだにシネマ・コンプレックスのスクリーンを1~2本の映画が独占しており、同時代を生きる映画人たちが作った小さな映画が上映の機会を得ることもできず、評価もされずに埋もれています。

また、クリエイターの領域が狭くなり、投資家の考えが中心となって監督が交代させられ、彼らによってかつて成功した外国映画が正体不明の奇妙な韓国映画に変身し、映画館を掌握しています。

その映画が、韓国の数多くの映画学校の映画人たちが汗を流し、勉強して作りたかった、新鮮で健康的な韓国映画だと、堂々とそう言える創作物なのかを振り返るべき時です。

ここ10年の間に独創的な映画的挑戦と成果はほとんど失われ、投資会社の社員たちが注文する、どこかで見たような映画が、誇りもなく、観客数と収益という価値だけで評価されています。100年先を見据えなければならない映画産業が、目先の利益を追い、絶壁に向かって走っています。

メジャーはお金にならなければ、映画館を壊してほかの産業をすればそれでいいですが、その過程で犠牲になったクリエイターと撤退した観客には誰が責任を負いますか?

今、この瞬間にも映画館で上映されることを祈り、クリエイターとして血を吐きながら映画を作る多くの映画人がいます。

これまで多くの映画が、記録更新のためやわずかな収益のために、シェアが少なくても映画館を手放さず、無理をして確保していました。

僕は、映画館独占に対する問題を提起した当事者として、9月6日に公開された「ピエタ」の上映終了を配給会社と話し合い、公開第4週の28日目を最後に、10月3日すべての劇場からきれいさっぱり撤退します。そして、チャンスに恵まれない小さな映画に上映の機会が与えられることを心より希望しています。

健全な韓国映画の未来を期待する観客の方々と、「ピエタ」をご覧いただいた方々に心から感謝を申し上げます。

2012年9月24日 監督キム・ギドク
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