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ピエタ

~一部抜粋~
キム・ギドク監督は24日、「『ピエタ』の観客の皆さんへ感謝のメッセージ」を通じて、「至らぬところの多い映画『ピエタ』が今週末、観客動員数50万人を超えた。僕には50万人ではなく、500万人を超えたも同然だ」と話した。
続いて「ピエタ」の早期上映終了の意志を明かした。メジャー映画の映画館独占と交差上映(観客が少なかったり、興行性が低いと判断された映画はほかの作品と交互に上映する方式)に抗議するためだ。

ここ10年の間に独創的な映画的挑戦と成果はほとんど失われ、投資会社の社員たちが注文する、どこかで見たような映画が、誇りもなく、観客数と収益という価値だけで評価されています。100年先を見据えなければならない映画産業が、目先の利益を追い、絶壁に向かって走っています。


⇒⇒ キム・ギドク監督「ピエタ」早期上映終了宣言…なぜ?

 
「観客数と収益という価値だけで評価される」
ワタクシ黙って頷きました
ミョンたん、最近インタビューで興行の話が多いもんなぁ
46万人は失敗で450万人は成功なの?
自分の作品をそんなふうに評価するって
正直悲しかった
撮り終えた作品は
「もう僕の手を離れた」って
痺れるような名言を言う
そんなミョンミンさんが好きです

そして
ちょっと前の韓国映画はもっともっと面白かったよ
キドク監督にささやかですが心から拍手を送りました

第13回東京フィルメックスで『ピエタ』の特別上映が決まったそうです
嬉しい
見られますね~☆

たしか去年、丁度東京に滞在してた時期と重なったので 『豊山犬(プンサンゲ』観たんだよね
今年も絶対に行かなくちゃ☆

20120930-1.jpg


++キドク監督のメッセージは続きにたたみました++
至らぬところの多い映画「ピエタ」が今週末、観客動員数50万人を超えました。僕には50万人ではなく、500万人の観客を動員したも同然です。

20代から70代のお年寄りの方まで、皆さんが「ピエタ」を見てくださいました。

娯楽映画でも、商業映画でも、コメディ映画でもない「ピエタ」を50万人の観客が見てくれたという事実は、僕個人の価値よりも韓国を映画文化の先進国にしていく上で重要な価値だと思います。

僕が外国に行って一番うらやましいと思ったのは、20代から70代までの人が同じ映画を見て、映画館の前であらゆる世代の人々が自由にその映画について議論する姿でしたが、「ピエタ」によって、そのような時代が来たと思います。

この前、「ピエタ」がベネチア国際映画祭で受賞し、記者会見でメジャー映画の映画館独占と交差上映に関する問題と、クリエイター優先の制作環境にすべきという問題を提起しました。

しかし、いまだにシネマ・コンプレックスのスクリーンを1~2本の映画が独占しており、同時代を生きる映画人たちが作った小さな映画が上映の機会を得ることもできず、評価もされずに埋もれています。

また、クリエイターの領域が狭くなり、投資家の考えが中心となって監督が交代させられ、彼らによってかつて成功した外国映画が正体不明の奇妙な韓国映画に変身し、映画館を掌握しています。

その映画が、韓国の数多くの映画学校の映画人たちが汗を流し、勉強して作りたかった、新鮮で健康的な韓国映画だと、堂々とそう言える創作物なのかを振り返るべき時です。

ここ10年の間に独創的な映画的挑戦と成果はほとんど失われ、投資会社の社員たちが注文する、どこかで見たような映画が、誇りもなく、観客数と収益という価値だけで評価されています。100年先を見据えなければならない映画産業が、目先の利益を追い、絶壁に向かって走っています。

メジャーはお金にならなければ、映画館を壊してほかの産業をすればそれでいいですが、その過程で犠牲になったクリエイターと撤退した観客には誰が責任を負いますか?

今、この瞬間にも映画館で上映されることを祈り、クリエイターとして血を吐きながら映画を作る多くの映画人がいます。

これまで多くの映画が、記録更新のためやわずかな収益のために、シェアが少なくても映画館を手放さず、無理をして確保していました。

僕は、映画館独占に対する問題を提起した当事者として、9月6日に公開された「ピエタ」の上映終了を配給会社と話し合い、公開第4週の28日目を最後に、10月3日すべての劇場からきれいさっぱり撤退します。そして、チャンスに恵まれない小さな映画に上映の機会が与えられることを心より希望しています。

健全な韓国映画の未来を期待する観客の方々と、「ピエタ」をご覧いただいた方々に心から感謝を申し上げます。

2012年9月24日 監督キム・ギドク
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コメント

るぴなすさん、あんみょんです
た、台風が・・・>< そちらは大丈夫ですか?


深いお話ですね

最近になって韓国映画の面白さを知った私としては
少々耳が痛いお言葉ですが^^;
オリジナリティ高しと聞いていた韓国映画も
昨今の発展と共に大作、興行に走ってしまうのはさけられず・・・? へへへ

この言葉、日本エンタメにも言いたい!
うる覚えなのですが、大ヒットドラマ「家政婦のミタ」
こちらの監督さんだったか、脚本家さんだかのインタビューで
「安易な(アニメなどの)ドラマ化ではなくて、オリジナル作品を大事に・・・云々」
と言われてまして、ハッとしたんですね

最近の日本のドラマ、映画・・・ 今一歩なんですよね^^;
面白い作品ももちろんあります
ですが、何でもかんでも 『●●●の映画化・・・』 とか
あまり期待感を持たせてくれないんですよね ははは

世界的に経済低迷してますし
冒険出来なくなってるんですかね
はたまた、このご時世、オリジナルが生まれにくくなっているのか

金獅子賞受賞と共に
潔い宣言をされたキドク監督に私も拍手を送りたいです

ピエタ上映されるんですね
今年は見たい作品が多くて(日本未上映含めて)
どこかの映画館の会員にでもなろうかな なんて思いました^^

2012/09/30 (Sun) 21:58 | kocco9 #- | URL | 編集

>「ここ10年の間に独創的な映画的挑戦と成果はほとんど失われ、投資会社の社員たちが注文する、どこかで見たような映画が、誇りもなく、観客数と収益という価値だけで評価されています。100年先を見据えなければならない映画産業が、目先の利益を追い、絶壁に向かって走っています。」

キム・ギドク監督は、いつでも社会に向かって、大切な言葉を投げかけますね。 一時はもう映画を作らない、と言ったキム監督の心には、こういうことに対する大きないらだちや怒りがあったのでしょうか。

でも、またキム監督が映画を作ってくれて、やっぱり嬉しいですね。
観る人によってさまざまに受け取られる映画の代表が、キム・ギドク作品ではないかな。 監督の作るものは、映画だけれど、限りなく文学作品に近いし、美術作品でもあると思うんです。 ものすごく研ぎ澄まされた世界ですよね。
「収益」とか「興業」というような、そんな次元の言葉とはかけ離れている。
もっともっと高みにある、何かを作り出そうとしている人だと思います。


例えば「モナリザ」や、ゴッホの「ひまわり」の『価値』がいくらか??みたいなことをきくとなんだか悲しくなるんですが、それに似ています。


映画に限らず、すべてのものが「いかにお金を取れるか」、だけによって
評価されている今日。  でも、「ちょっとくらい高くても、このお店でしか作れないもの。この職人さんにしかできないもの。」って確かに存在しますよね。 それはすごく大切なものだと思う。
映画の中にも、知名度は高くなくてもそういうものがある。
そういう物の価値を、分かる人でありたい、って思います。
そこに、こもっている、一生懸命作った人の気持ちが読み取れる人間でありたいなーと。

映画の興行収益には、ハッキリ言って何の興味もないんですよね
でも 大好きなミョンたんの映画を沢山の人が観てくれた、ってことを
聞けば素直にうれしい。
興行的に奮ったかどうかと、その作品の価値は全く関係がない、って思う。

ミョンミンさんが、ペースメーカーのことを、「失敗した」というような
表現で言う時、それはあくまで興行的にって言う意味だと分かっていますが、
そんなこと言わないであげてよ~ と言う気持ちになるんです。
動員数は伸びなかったが、誇りを持って精一杯やった作品だ。っと
胸を張って言ってくれたら、とっても嬉しいな。
だってその作品にはすごく、人の気持ちがこもってるんですもん。
観る人にはそれがちゃんと分かりますもん。

社会に疑問を投じ続ける
キム・ギドク監督の精神、これからも応援します。

2012/10/01 (Mon) 11:03 | トベニ #IRhqFhsY | URL | 編集

kocco9さん☆おっはみょん

なんだか、すっかりお返事が遅くなってミヤネヨ
ミョンたん来日が近づいてきましたなぁ

そういえば、アニメや小説の映画化が多いですよね
映画として面白く出来上がってるのもあるから嫌いじゃない作品もあるけど
確かにオリジナル作品を探すのが大変
ひとつの作品をじっくりじっくり作り上げることが少なくなっているのかもしれないですね

需要と供給ってことなんだろうと思うけど
テレビドラマみたいな映画が多い気がしててね
映画らしい映画が私は好きだなぁ

キドク監督作品は時々ものすごい難解なことがあるから
ピエタが見やすい映画であることを祈ります(笑)
ぜひぜひ観に行きたいです~♪

2012/10/05 (Fri) 08:07 | ルピナス #/ziU86Hc | URL | 編集

トベニさん☆おっはみょん

そうですねー、確かに
文学作品といいますか、絵画のようでもあり
研ぎ澄まされた世界に入っていく作品ばかりですよね

苦手な人もいるかもしれないけど
映画「悪い男」が怖くて嫌いで、猛毒すぎて好きです
病みつきになるってこういう感じかなって思います

ミョンミンファンになる入口が
彼の言葉のもつ重さに感動したし
孤高な俳優、まるで修行僧のような俳優だなぁっていうところから入ったので
最近の発言はそこから真逆なものしか感じなくて
でも、どっちもミョンミンさんなんだと受け止めてます
(求めすぎだったかも)

過渡期なんでしょうね
取り巻く環境の変化もあったしね

キドク監督の精神
私も応援したいと思います

2012/10/05 (Fri) 08:32 | ルピナス #/ziU86Hc | URL | 編集

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