メビウスの帯

キム・ミョンミン、パク・ヨンウ、‘スタントマン’不運踏んで9年ぶりに頂上で握手  newsen

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耐久性があって安くて良い中古車はない。 安いがどこか欠陥があって、また良ければ価格に反映される。 万に一つそんなことがあるとしてもディーラー間ですでに取り引きが終わる。 それが情報の非対称性で資本主義第1法則だ。
世の中に涙に濡れたパン食べたことがない俳優も珍しい。 冷遇と叱責、不運が重なって底から浮かび上がりたいという気がする時ほど一筋の光は訪ねてくるのだ。 一時ニュージーランド移民を準備、そしてチキン店社長になるところだった。キム・ミョンミン、パク・ヨンウの話だ。 1972と1971年生まれの2人の俳優はメビウスの帯のように互いに妙なほど似た軌跡を歩いてきた。

二人は放送局の嘱望される公開採用タレント出身だ。 キム・ミョンミンは1996年SBS出身、パク・ヨンウは一年前1995年MBC 24期。キム・ミョンミンは当時公開採用出身がそうだったようにあちこち端役に呼ばれていって青雲の夢を抱いた。 派出所1、バス停留場男3、立派な配役名もなかったがカメラに入ってくる真っ赤な火を見るごとに心臓がどきどきしたという。
反面パク・ヨンウは新人時期に有名PDの眼に触れて‘アパート’でチェ・ジンシルの相手役にキャスティングされた。 だが喜びもしばらく。 チェ・シラ、キム・ジホ、キム・ミンジョンなど当代最高演技者に囲まれて臆してまともに実力発揮ができなかった。 ますます台詞が減るとある日PDの呼び出しを受けることになる。 “ヨンウ、私が見るに君は俳優で食っていくのは難しいようだ。”その言葉が途中下車を意味するというのを知ったのは何日か後であった。
公開採用専属期間が解ける頃二人は映画に視線を転じた。 キム・ミョンミンは映画‘タクシー’の主人公に内定したが初めての撮影を一ヶ月先に予定してイ・ソジンに交替させられる屈辱を味わったしユン・ジョンチャン監督の‘鳥肌’に出演したがやはりチャン・ジニョンにだけ注目が集まった。 パク・ヨンウは‘オルガミ罠’で初めて主役を演じたがユン・ソジョンとチェ・ジウだけがスポットライトを受けた。 二人を示して女優の‘反射版’俳優との不都合なニックネームができたのもこの時であった。

あいにく二人は2002年ある映画を共にする。まさに問題の‘スタントマン’だった。 ‘罠’を演出したキム・ソンホン監督の野心作だったが撮影を20%残して制作費が充当されず制作者が封切りをあきらめた、前例を探してみるのが難しいほど不運な映画であった。 どうにかお金をかき集めたがチョ・ジェヒョン、キム・ミョンミン、パク・ヨンウ、イ・イプセを連れて損益分岐点を超える自信がなかったのだ。
弱り目にたたり目でスタントマン役を受け持ったキム・ミョンミンは撮影途中350kgのどっしりしたバイクに敷かれて10mを引きずられる重傷を負い三月間の入院までした。 この時飛び出してきた右側足背骨のために好きなスキーも一生できなくなった。 この事件を契機にキム・ミョンミンは妻とニュージーランド移民を決心し、挫折したパク・ヨンウもチキン店を調べてみたという。
キム・ミョンミンと映画の不運はこれが全てではなかった。 やはり撮影中断された‘選手カラサデ’と刑務所脱走を素材にした‘ピカウスドットコム’も彼に‘私ではだめなのか’という喪失感を抱かせた。
キム・ミョンミン、パク・ヨンウの三回目の共通点は史劇がターニングポイントだった点だ。 キム・ミョンミンはソン・イルグク、チョン・ジュノの出演固辞で機会を得た‘不滅の李舜臣’でその年最も脚光を浴びる演技者になったし、パク・ヨンウも‘武人時代’キョン・テスンで視聴者たちの目をこするようにさせた。 きれいな金持ちの家若旦那イメージをきれいに洗濯した転換点だった。

‘子供たち’封切りを控えてパク・ヨンウはこのように話した。 “映画‘罠’で主人公になったが私のようにまた道行く人1を演技した俳優はないだろう”と。 彼は咲いて散ってまた咲くムクゲのような俳優だ。 そしてバブルが全くない淡泊な男だ。
俳優が見る味を知らせたキム・ミョンミン、パク・ヨンウの主演作‘朝鮮名探偵’と‘子供たち’が3月1日まで全国458万人、159万人をそれぞれ動員して韓国映画の自尊心を守っている。
わけもなくその時の不便な経験を思い出したくないからか。 二人は‘スタントマン’以後互いに連絡をやりとりしないという。 もちろん同じ作品に出演したことも、そのような計画もない。 だが、今の成功がその時体験したことのおかげというならば行き過ぎた飛躍であろうか。

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コメント

はじめまして、よろしくお願いします。

はじめまして。ずっとサイトを訪問させていただいていましたが、始めてコメントさせていただきます。元々ミョンミンさんはずっと好きな俳優さんだったのですが、不滅の李舜臣を見て以来、一時期は脳内がチャングン一色に染まってしまい、サイトを徘徊するようになり、こちらにもよくお邪魔させていただいておりました。twitterでlunaさんに声をかけていただき、初コメさせていただきます。
よろしくお願いします。
パク・ヨンウさんも「スタントマン」でキャスティングされていらした事を始めて知りました。先日「済衆院」を見て、内に切なさを秘めて、ぐっと我慢するという演技が目だけですごく良く分かり、いい役者さんだなぁ~と思っていたところです。ミョンミンさん同様、今はちゃんと評価を得られておられる様子、良かったです。
いつも本当に興味深い記事を載せていただき、ありがとうございます。

2011/03/02 (Wed) 15:08 | このみ #/0pT6h7o | URL | 編集

このみさん☆はじめまして~
いつも見てくださってありがとうございます(^o^)丿
チャングン色に染まってしまったんですね
わかります~
私も何度おそばで暮らしたいと思ったか、、
lanaさん繋がりなんですね
嬉しいなぁ~ツイッターでどんどん輪が広がってますよね
済衆院はまだ観てないんですよ
すごく評判が良かったですよね
白い巨塔の監督さんのドラマだし、メディカルドラマだしなーんかつながりを感じます
ぜひ観てみたいです
映画でヨンウファンになったんですけど
彼のことを知るとミョンミンさんと似てる部分が多いなぁって思ってたんですよね
スタントマンで共演してると知ったときは驚きました
今こうして二人が映画でヒットして評価も受けて、、本当に嬉しいです
こちらこそありがとうございます~(#^.^#)
又遊びに来てくださいね~i-176

2011/03/04 (Fri) 19:35 | るぴ #/ziU86Hc | URL | 編集

こんばんは。はじめまして。ヨッサリアンと申します。40すぎのオバサンです。パクヨンウさんのファンで、このブログにたどり着きました。今まで韓国映画やドラマには全然関心なしだったのです。友達が「チェジュンウォン」をすすめてくれ、見ました。以来ヨンウッシのファンに。出演された映画も見ました。これからもっと活躍してほしい…頑張ってファンレターを送ろう、と思います。ブログ、楽しみにしています。

2011/03/08 (Tue) 21:40 | ヨッサリアン #SFo5/nok | URL | 編集

ヨッサリアンさん☆
はじめまして
パク・ヨンウさんのファンなんですか?
わ~~、ご訪問下さって嬉しいです(#^.^#)
「チェジュンウォン」以来のファンなんですね
私はまだ観てないんですよね、やっぱりいいのね~
早く観たいな~♪
「甘く、殺伐とした恋人」でちょっと気になる俳優さんだなぁって思って
「ビューティフル・サンデー」ですっかりファンになりました
さらに素のヨンウさんが、起きてから一番近くにある洋服を着る。。(必然的に毎日同じ服になりますよね、笑)と聞いてからもっとファンに
地味と言われてましたけど、演技に対する集中力というか迫ってくるものは素晴らしいですよね
ともかく演技一筋で、明るい雰囲気もあるけど、どことなく寂しそうな風情もあって、ちょっと母性本能をくすぐられるところが好きです"^_^"
パク・ヨンウさんのこと知りたくてブログないかなぁって探したんですけど見つからなくて、、
私のブログのカテゴリー「ナンバー2」で時々ヨンウさんのことをつぶやいてます
(韓国のカフェは外国人は加入できないみたいなんですよ、、、)
本当にもっともっと活躍してほしい俳優さんですよね
私もヨンウさんを応援します~♪
また遊びに来てくださいねi-176

2011/03/10 (Thu) 16:06 | るぴ #/ziU86Hc | URL | 編集

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