バス停で見送るシーンが3度出てくるの
1度目は兵営中のウジュをヨンスが訪ねる
ヨンスは秘めていた気持ちを告げに行ったのにウジュにとってはヨンスはただの友達
どうしても一歩踏み出せないヨンスをウジェが見送る

2度目は7年後
偶然再会した二人はまた会うようになる
里帰りしたヨンスを訪ねたウジュはヨンスの母と一緒に楽しい時間を過ごして、今度はバス停でヨンスがウジュを見送る

そして3度目、、、
ヨンスに対する愛を確信したウジュがヨンスの実家に向かうけれど
母を亡くしたヨンスはウジュを受け入れられない

「始まる前に終わりなのか、、」

사랑한다는 흔한 말 ~愛するというありがちな言葉~



映画の始まりは公園でサッカーをして遊んでいる子どもたちに混じって遊ぶウジェ
この直後に当時の彼女に別れを告げられる

ヨンスの実家を訪ねて川で遊んでいる子どもたちを見るとさっそくその仲間に入って遊ぶウジェ

そして3度目はヨンスがひとり川遊びをする子供たちを見つめる
そこにはウジュはいないの

似たようなシーンの繰り返しも意味があるんですよね
時間の流れとその時の二人の心情が伝わってくる
ほんと、この監督さん上手いな~~


愛を逃す


☆銀杏の木

「おい、木にだって美人とそうじゃない木がいるはずだ、あの銀杏の木は美人で人気がすごくて男の木たちはは仕留めようと大騒ぎする、そしたらどうする?」
「。。。。。。」
ユーモア感の違いで微妙な空気が流れる、、、(このシーン、最高なの)
「俺のユーモアは味があるのになぁ」

ヨンスの答えは、、、
「銀杏の木は一番近くの木と結ばれるの、遠くに素敵な木がいてもそばにいる木とだけ、その木がどんなに不細工でもよ、、わかった?」
「そいつら見る目がないなぁ、(理想が低いなぁ)」

たわいのない会話にも意味がある、、
10年間つかず離れず、その間ヨンスは結婚して離婚もしてるみたい
でもヨンスの心にはいつもウジュがいて、、諦めたり期待したり、、
ウジェは最初はヨンスはただの友達で異性としての対象じゃないのに
いつの間にか心情が変化してるの、そのあたりの表現が上手い

ドラマの素材になりそうな展開よね
かなりありきたりで今さら~!って言われそうな素材かもだけど、笑
それが118分で作品として完結するから良い映画って面白い

ちなみに、ウジェ(ソル・ギョング)が失恋して泣くシーンが2度出てくるけど
福岡アジア映画祭2006で開かれた「愛を逃す」上映後のティーチンで
チュ・チャンミン監督が「韓国の男性は失恋したらあんな風に泣くんですか?」って質問を受けて
「日本では泣かないんですか?」って逆質問したとか
泣くのね、、、(笑)

さらに、全然余談ですが、ラストシーンの二人が入る居酒屋
映画「野獣」でサンウとジテさんが酒を飲んだ居酒屋と同じ店だそうです
地下鉄シンチョンを出てすぐのところにあるんですよね
当時、行きたくて計画したこともあったっけな~

愛を逃す
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