2015.06.24 FREESTYLEⅡ
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5/12の記事
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大野さんの個展がニュースになったのは5/12だから、一か月以上下書き保存されたってことね。
情報解禁前夜にそれらしきツイを見て、「え?個展?」って驚いて(今年中かなとは思ってたけど)、珍しくしばらくざわざわして眠れなかった。

日常の中にあるさとらじのおーちゃんとの絵の話。
今こんな絵を描いているとか、眼鏡の色をどうするかアンケートを取ったりね、ひたすら楽しい話なわけですよ。
初めて釣ったクロダイの歯を宝物にしてたのにかーちゃんに捨てられた話とか、今度はイシダイの歯を使ったオブジェを作ってて、おでこに自分の歯を使ったとかね。
いつかみんなに見せるから楽しみにしててねって約束が、そばにあったはずの世界が、突然に「アート」になり「海外進出」になり、チケット争奪戦の話になるだろうと(なってしまうのは必須だったから)いう違和感。そういうものをひっくるめた気持ちがたぶん「ざわざわ」なんだろうな。

おーちゃん自身は何も変わってないと思う。
描くこと作ることは彼そのものだから。待ってくれてるファンに見せたいっていう気持ちだけだからね。
見たい人が多すぎるって言ってしまえばそれだけなんだけど、作品は間違いなくそこにあるんだから、もうちょっとカジュアルに楽しめる方法(公開方法)を取ってくれないですかねぇ、事務所様。

「前回より今の自分が表れていると思っています。あれから7年経って、大野智がどんな風に変わったのか見てほしい」

おーちゃんのこのコメント、すごくいい。
「今の自分」って言ってくれるのが、すごく心地いい。

超多忙なアイドルの仕事をしながら寝る時間を削ってフィギュアを作ったり絵を描いたりしたのは、一日一回そうやって好きなことをしないといられないという、好きだからやるというシンプルでまっすぐなエネルギー。
前回のFreestyleの作品集を見て感じたことは、好きをよりどころにしないと自分を保てないくらいに切羽詰ったところで生きてきた大野智という人だった。
夜中に粘土をこねて、洗っても取れなくて爪が黒くなってて、そんな爪で収録に来るなってマネージャーに怒られてたおーちゃん。
そんなエピソードを聞くとなんかたまんない。

今はもう迷いはないとハワイで言い切ったおーちゃんが、見せてくれる今の自分がどんな作品なのか。
もうそれだけで私は嬉しい。
ホントはね、ざわざわする前に「おめでとー」って言いたかったんだけどな。
だよね、ホントそう。

おーちゃん、個展開催おめでと。
作品を見せてくれるって約束を守ってくれてありがと。
そして、待ってたファンの子全員に見せてね。
約束だからねー。
世間を頑なに拒絶する老人と、保護観察中の17歳の少年の奇妙な友情の話。
1999.11.29放送のTBSドラマ「ディア・フレンド」

「お前は芝居に向いている。つらいことがたくさんあり、難しいかもしれないけど続けなさい」

芸能界は二十歳までと決めていた岡田君が、俳優として頑張ろうと思うきっかけのひとつが、緒形さんからこの頂いたこの言葉だったということを、インタビューでよく話してたので、前からぜひ一度観たいと思ってたの。やっと観られました。

⇒⇒ ディア・フレンド あらすじ
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まさかまさかの、私の大好きなロード・ムービーじゃないですかん。
不良老人と不良少年の、悪態ばかりついてて素直になれない似た者同士の話。いいドラマだったー。

すごく好きなシーンがあって、
車椅子を押す裕司(岡田准一)が、坂道で悪気はなく遊び感覚で手を放してしまい、スピードに怯えた佐竹(緒方拳)が恐怖で泣きそうなりながら怒るところ。
本当は優しい子なんだけど人を思いやることを教えられないまま育った裕司の幼稚性が感じられて、すべてを拒絶して感情を見せない佐竹が子どもみたいに抗議するってことで、二人の関係性があの瞬間にガラッと変わって気がして、感動して涙ぐみそうになった。

緒形拳さんはこの当時62才、いやいやもっと老人に見えますから、これも演技力ですね。
10代の岡田君はもちろん可愛いくて、ピーンと張りつめた感があって、なんともたまんない緊張感が素敵でした

心地よい余韻が残る、出会えて良かったと思えるドラマでした。
2015.06.19 シゲアキ先生
「傘をもたない蟻たちは」出版後のシゲちゃんの露出がすごくて、
毎日のようにテレビにでるので忙しいです。(←なぜ)
私ね、たぶん自分で思ってる以上にシゲウォッチャーなんだと思う。
いつからかなぁ、去年のいつからかなぁ、よく覚えてないけど、
きっかけは、「KちゃんNEWS」に出てくるシゲと慶ちゃんのおしゃべりが好きだから。

人見知りだよね。これじゃ自分を出せる場所が少なくて損するんじゃないかと思ってた。
だけど慶ちゃんとおしゃべりしてるシゲって、ぼやくし、突っ込むし、結構思ったことズバッと言うし、毒っぽいとこもあって、面白いのにって思ってたの。

彼は自分で自分のこと頭いいと思ってる(笑)
だけど、なんだろ、肝心なとこでそれで乗り切れないどんくささがあって(おい)
自信と気の弱さが同時にある感じがすごーく面白い。

太一君のビビットが新しくなって、金曜に登場するようになって、
波が来たんだなーシゲちゃんにって思う。
毎週シゲと白熱してます、はい。
留守の時は録画してまで奥サマは白熱してます(笑)
次男 「けっこうむせがちな印象がある」
長男 「あるね」
末っ子「わたしがですか?」
三男 「酢じゃなくてもやってる時ある」
   (お兄ちゃんたち全員が気がついてる)

むせるのを我慢してところてんを食べる末っ子を「がんばれー」と応援する四男
「ぶほっぶほっぶほっ」 むせる末っ子
大爆笑の長男

これよ、これ!
この五人兄弟感、THE嵐 って感じ。
今週は一日一回これ見て笑っていろいろ乗り越えてます←

リニューアル後のしやがれが面白いよー。
毎回大爆笑して見てるもん。
5人で何かやってるのが一番楽しいよね。
特に潤くんがね、「THIS IS MJ」が最高に面白い。

細くて小さかった末っ子ちゃんが、今は一番ガタイが良くなって、カッコよくなって、なんでもできそうで、
でも実はそんなに器用な方じゃなくて、なんでも一生懸命やる子だってことがわかるからね。できないことを嫌がらすに笑ってる潤くんが、なんともいいんですよねぇ。

2015.06.19 筋肉の石灰化
おひさしぶりでございます。

「FREESTYLEⅡ」
「赤めだか」 (ニノちゃん誕生日おめでとー)
「シゲアキ先生」
こんなタイトルが下書きに保存されたまま。

伝わるでしょうか私の気持ち(笑)
さらにレビューしたい映画がふたつ。
書く気は満々なのに、あたふたと過ぎていく毎日を送っております。

ここ数日、左足太ももが突然痛みだして苦労してました。
ピンポイントな痛みなのでどこかにぶつけたのかと思ったんだけど、そのうち座るのも痛くて(立ってるのが一番楽)、いったいなにが起きたの?な状態。
寝返りするのも必死で、どんな向きになっても痛くて眠れなかった夜があって、その日が朝も午後も仕事で、正直あの日はきつかった。
それでも仕事しちゃうから偉いもんだな(自分で褒める)

ヘバーデン結節でお世話になった整形外科で調べてもらったら、
腸腰筋あたりの筋肉が触れると痛そうなので、筋肉の腱にカルシウムが沈着して炎症を起こしてるのではないかと言われました。
レントゲンでも小さい塊りを確認。
体質でなりやすい人がいるそうです。

そういえば10年位前に右足がヘンだなって思ってると、やがて痛みで足がつけなくなってきて(家の中はいはいで移動して)
やっぱり石灰が筋に入り込んだのが原因で、特に治療しなくても数日で治るからと言われたことありました。
たまたま旦那がアキレス腱切って入院している時で、夫婦して松葉杖ついて先生に笑われちゃった。

今回はロキソニンを処方されて日々治ってきてます。
「痛みどめで効くんだー」って思ったら、息子が薬を見て、「ロキソプロフェン」だから炎症を抑える効果もある薬だよって教えてくれた。
なんでそんなことがわかるの?ってビックリしたら、薬の効果を調べるのが好きなんだって。
知らなかったわー、私は全然気にならない分野だわ。
ウチの母も薬の副作用とか必ずチェックする人なんだけど、似てるのかな?

今はまだ階段の上下がちょっと気になるけど、ほとんど大丈夫。
ホント先生のおっしゃる通り「2、3日で劇的に治ります。」
あの日、結構な痛さを我慢して仕事に向かったけど、職場についたころにはかなり楽になってた。
普段薬を飲まないから効くんですよ私には薬が。

整形外科が続くなー。
先生に特に言われたわけじゃないけど、
素人考えだけど、
血流が悪いのかなぁ。
肩こりを治して、いろんなものの循環をもっとよくしなくちゃなぁ。
こんな風にちんまりと座ってパソコンに向かってる場合じゃないかもだな。
映画ブログみたくなってますが、しばらく観てなかった反動と、元々予定してたものが続いてるってのもあってね。
とーまくんの作品はラブストーリ以外は全部観ようと決めてる。
(ラブ排除の意味は不明)

しかし、最近の映画館の予告編はほぼ邦画なんですよね、驚きます。どれも面白そうで困っちゃう。


「人は誰かのためになると思えば動く」
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シンブンシを被った匿名男がネット上で犯罪予告をする、、となると、今どきのサスペンスかとおもいきや、
派遣社員やブラック企業、ワーキングプア、etc.
厳しい現実を突きつけられて、
なんでこんな社会なの?
少しレールから外れたらやり直しはできないっていうの?
働きたい若者を受け入れられない社会ってナニ?
ゲイツ君が職を失った理由を知ったら可哀想で、ラストで泣けるっていうけど、真ん中へんあたりから泣いてしまいました。

キャスティングもすごく良かったし、ひょろ君のエピソードも最後に納得させる話だった。
そうなんだけど、ラストはもっと明るくて希望に向かって行けるものにして欲しかった。
殺人の動機づけも弱い気がするし(原作は知らないですけど)、そのあたりから、結末はハッピーではないなと、、、

あのIT会社、ちょっと悔しくないですか。
あそこにちょっとでいいから制裁があれば良かったのにぃ。
なんてことを言いだすと、某TV局のスカッとジャパンみたいで単純過ぎてあかんですかね(笑)

吉野絵里香という刑事のインパクト少な目ですかね。
重要な役どころではあったんだけど、ちょっと上滑り←
戸田恵梨香ちゃんは好きなんだけど、仕事できるやり手の感じとか、
孤独に育ったゲイツくんとの共有するエピソードが繋がらない。
だから最後のシーンに感情が揺れないの。なんで?って思うばかりで。

海岸でのエンディングの余韻は、辛いことばかりだったけどだから知り合えた仲間がいるっていう、ほのぼのとした雰囲気なのに、、なんでゲイツ君はそれを選択したの?って思うじゃない。

現実が厳しければ厳しいほど、若い君たちには頑張って欲しい。
おばちゃんは心からそう思ったのでした。

ノビタくんの返すに返せない傘が浮いてました(笑)

全体としては面白かった。
好きなんですよね、とーま君。
私的には、とーま君の作品は外れなしです。
次は11月の映画「グラスホッパー」ね☆

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2015.06.08 映画「あん」
黄色い電車に乗って映画を観に行きました。映画の中でも黄色い電車が何度も出てきました。
このローカル感、、落ち着く(笑)
公開初日にこのローカルな映画館で監督や主演俳優を迎えて舞台挨拶があったそうで、
来たかったなぁ~、残念ながらその日は仕事で来られませんでした。

始まりは千太郎の後ろ姿。
ほんの少しだけ右肩が下がり、足を引きずるクセのある歩き方。
屋上で煙草を吸うその姿は孤独で、間違いなく人生なんて楽しんでない。
こういうのは理屈じゃなくて感覚の問題なんだけど、
あぁこの映画好きだなぁ、、、そう思いました。

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徳江が患っていたハンセン病は病気が進むと容姿が変形することと、政府が患者を隔離したことから間違った認識のため差別に拍車がかかった悲しい歴史を持つ病気。患者同士でしか結婚できなかったし子孫を残すことも許されなかった。
ハンセン病の話を聞くたびに、なぜかいつもごめんなさい、、という気持ちになる。
「無知」
「無関心」
心に無意識にあるそういうものが差別を引き起こすから。

ワカナの年齢くらいで療養所にやってきた徳江は、家族と引き離され、自分は何のために生まれてきたんだろうと悩んだはず。
でも、たくさんの自由を制限されて生きてきたからこそ心は誰よりも自由で、だから小豆の言葉に耳をすますことができる。
あぁ、なんて素敵な人なんでしょう。

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「ねえ、店長さん。私たちはこの世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくても、私たちは生きる意味があるのよ。」

だめだ、
もーこの台詞で涙腺が決壊しました、わたくし。

樹木希林さん。
原作を書いている時から徳江は樹木さんをイメージしていたそうです。本当に素晴らしい存在感のある方。
いて下さるだけで嬉しい、そういう俳優さんですよね。

そして、さらに良かったのが千太郎役の永瀬正敏。
無口でやるせなくて、、、
お酒で失敗した人生だから、真逆のあんこの仕事したんだね(千太郎の話)
なんかそれ可愛いじゃん←
最後の桜の花の下のシーンが良かったなぁ、晴れ晴れしてて。

ひゅ~~~~~
終わった後にモヤモヤモヤモヤする。
女って怖い。いや女だからってみんなこんなことできません。そんなに頭良くないしキレてない。
思わず息子に、ちょっと抜けてるくらいの人と結婚しなさいって言っちゃいましたわ。

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結婚5年目の妻がいなくなった。
事件かと思うよね、やがて夫に疑いの目が向けられる。
でもあらぬ方向に進んで行って、途中から全く予測不能。
どんなふうに収束するのか全くわからなくなってくる。
149分ですよ、そこそこ長いのに全くダレずにラストに突入します。

終わってみたら、、あれ?これってただの〇〇喧嘩なの?(笑)
スケールでかーー
こわーーーい

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デヴィッド・フィンチャー監督は息子がファンなんですよ。
ファイトクラブが超おすすめらしくて、レンタルじゃなくて購入したDVDがずっと前から手元にある。
スッキリとちゃんちゃんって終わるより、余韻の残る作品がお好みかしらん。
意外と母似にじゃねーか(笑)

・セブン (1995)
・ファイト・クラブ (1999)
・ゾディアック(2006)
・ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (2008)
・ドラゴン・タトゥーの女 (2011)

このあたりをまずは見てみましょうかねー。
2015.06.03 余白を見守る
ユチョンの兵役が8/27に決まったそうですね。
SBSドラマ「匂いを見る少女」の評判もよかったみたいだし、今はソルギョングさんの「ルシッドドリーム」の撮影中。
「海霧」では新人賞8冠達成という凄いことやってのけちゃったし、良いイメージで区切りがついて良かったね。

「匂いを見る少女(냄새를 보는 소녀)」をなんとか今観ようと思ってるんだけど、無痛覚症の役だったのね。
サンウが映画「痛み」で演じてた無痛覚症、あれは辛そうだった。実際はすさまじい現実のはず。
ドラマは可愛い雰囲気らしいので楽しみです。

ユチョンと同じC-JeSの大先輩のチェ・ミンシクさんが百想芸術大賞で「鳴梁」で映画部門大賞を受賞した時の挨拶がとても素晴らしくて、これトベニさんに教えてもらったんだけど、素敵なので私のブログに記念に保存したいと思います。
横にいるのはガンホさんね。
にこやかに拍手するアン・ソンギさんも素敵。
いやぁ、韓国のオッサン俳優は最高っす!←



百想芸術大賞 'チェ·ミンシクの自己反省と余白  ⇒⇒ sbs
2015年5月27日

「見る人によって好き嫌いがはっきり分かれるが、「鳴梁」という作品は明らかに私に重要な作品だ」とし「卑しいからだにフラストレーションを味わうきっかけとなった。本当にたくさん勉強しなければならない、終わりがなく驚異的な重圧にもう一度苦しむきっかけにもなった。だから、ますます感謝の気持になる作品だ」と作品に対する格別な愛情を表現した。
昨年の夏に公開された「鳴梁」は全国1700万人の観客をひきつけて韓国映画興行史を書きかえた。 チェ·ミンシクはこの作品で李舜臣将軍を渾身の熱演で披露した。
チェ·ミンシクは今、全国を回って、映画「大虎」の撮影に邁進している。 このような近況を伝えて、最近自分に特別な所感を抱かれた音楽を言及した。
まさに映画「ミッション」(監督ローランジョペ)のOSTであった。 チェ·ミンシクは「この音楽が感情的に今撮る映画と触れ合った部分がある。「ミッション」は、軍隊での最初の休暇の時にソウル劇場で見た映画だ。突然、その時代の私を思い出した。授賞式に参加しに釜山で夜明けに上がってきてたくさん考えた。20代、より遡って高校生の時、映画、演劇をしたいと夢見てたその時のチェ·ミンシクと、今のチェ·ミンシクがどう繋がっているのかを悩んだ」と告白した。
チェ·ミンシクは初心を失ったかのようで自分が恥ずかしかったと言った。 彼は「あまりにも変わり、あまりにも染まって、良い作品の話をするよりは、この映画が興行になるのかないのかを話すようになった」と反省​​した。
これをきっかけに自分自身を見つめ直すきっかけになったと付け加えた。 チェ·ミンシクは「少しでも残っているの余白をしつこく捕えて見守る。この世を生きて変わることが自然だと言い訳して見るが、それでも最後までその余白を見守るように努力して、より良い作品に恥ずかしくない俳優なれるよう熱心に努力する」と観客に約束した。
「殺人の追憶」の脚本家シム・ソンボによる監督デビュー作。
あらすじの予備知識ゼロで臨んだので、
途中からの展開に「うっそーん」

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現実に亡命や様々な理由で密航を企てた話は日常的にニュースになるし、人知れずにこういうトラブルで消えてしまった方たちがいるかもしれないと思いながら観てたわけですが、2001年に実際に起こった「テチャン号事件」というものを題材にしていることを後で知りました。
驚きというよりやっぱりという気持ち。絶句しながら観てる場合じゃないよね、事実としてあったことなんだから。
ともかく現実がずっしりと重いです。

船長のチョルジュにとって老朽化した漁船チョンジン号が人生のすべてで、なにがあっても守り抜きたいという思いが最後に狂気になってあんな風になったのかな。家族のように一致団結して船に乗っていた仲間なのに。
一番大切な守りたかった場所が、どんどん深くなっていく霧の中で迷走し、コントロールできない方向に暴走してしまった。
最後はもうホラーでさえもあった。怖いよー。

始まりはキム・ユンソク演じる船長の目線だったものが、後半はユチョン演じるドンシクの目線へ展開する。

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ぶっちゃけな話、ユチョン初出演映画で、評判がとてつもなく良かったので観に行ったんだけど、その理由で観たとして、かなりの衝撃的な作品だったわけですが、充分に見応えのある内容でした、素晴らしかった。

あの可愛いユチョンが、どこからどう見ても田舎の素朴な青年にしか見えなくてドンシクでしかない。
殺戮が繰り返される修羅場の中での彼の唯一の正義が彼女を守ることだったんだと思うと、それはそれで納得ができる。
ふたりが感じた感情が恋愛だったかどうかなんて、あの状況で誰も決められない気がするんだよね。

だから、流れ着いた先で彼女がとった行動は納得できる。
あれからドンシクは彼女を探したんだろうか、どうかなぁ。
どこかで会えないかと思ってはいたよね。きっと。
そんなこちら側の思いのためのサービスですかね、最後のシーンは。

作品的には流れ着いた海岸の場面で終わって欲しかったけど、
ひとり黙々と働くドンシクの暮らしに少しだけ触れさせてくれたのは監督さんの優しさでしょうか、そういうことにしておきます。

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