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2017.03.10 2017年冬ドラマ
最近はもっぱら映画ブログに入り浸っております。
映画はだいたい2時間くらいで観るけど、
そのレビューを書くために使う時間は間違いなく2時間以上よね。
書けないと次の映画観れない気分になったりするから、いったい何のためにレビューしてるのやら。
でも観終ったあとあれこれ考えるのが好き。
そこも含めて映画が好きなんだろな、きっと。

比較するとドラマはね、ちょっと違うのね。
観てる時に楽しければいい。感想を残そうとはあまり思わないもん。

と言いつつ、今クール観てるドラマは、、、

◇カルテット
ちょっと面倒くさいのよこのドラマ(笑)
鶏のから揚げにレモンをかけるか否か問題で、なーんか面倒くさくなって半ばちょっと休んだ。
でもクドカンが松たか子の旦那さんだって頃から面白くてまた観てる。
最終回直前になってまたビックリな展開だけど、こうなったら最後まで観るよね。

◇嘘の戦争
草彅くんのドラマを全部観るのは初めてだけど、面白い。
そんなにトントンいかんだろーって言いたくなるくらいにわかり易い、ストレスがないドラマ。
ヒロイン2人の感じも好きだわ。
山本美月ちゃんがなんでかわかんないけど好きなのよ、私。

◇A LIFE~愛しき人~
これまた木村くんのドラマを珍しく観てる。
松ケンの立ち位置がいいよね。
でも竹内結子をめぐる浅野忠信との関係性がさっぱりわからない。
たまに激怒するお父さんの柄本明もどういう人なのかつかめない。
でも外科医としての木村くんはカッコいい。

◇嫌われる勇気
狙いはわかるけど、アドラー心理学がわかりにくくて、内容がつまんない(あ~~)
主人公が暗くてあかん。
でもシゲちゃんがぴよぴよして可愛いから観ちゃう。
バーター出演はあるけど、単独でしかもこんなに出番のある連ドラは初だから、シゲちゃんが嬉しそう。
視聴率あんまりよくないけど、良かったねって思えるとこが良い。
最終回はひたすら青山君死ぬの?どうなの?が気になります(笑)

週に4つは多いよね、なんか忙しい。
ドラマ2つくらいがちょうどいいな。
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ツイッターでの評判があまりに良いのでね。
だって、「傑作」という言葉があちこちでポンポン出てくる。
感想の熱がびしびし伝わってくる。

で、観てきました。
「この世界の片隅に」

戦時中の広島の話なので、辛い話だと思ってたけど、そんなに泣かなかった。
印象は明るくて、微笑ましくて、クスって笑うところもたくさんあった。

あまりの絶賛に期待値MAXで観るからハードル高かったですよ。
でも観終った素直な感動は人に伝えにくい。
昨日からどうやって感想を書こうかなぁって考えてたんですよね。

すずという18才の絵を描くのが好きな女の子が広島から呉に嫁ぎ、戦時下を暮していく物語。
朝ドラを半年観終ったようなボリューム感あるんですよ、たった2時間ちょっとの上映だったのに。
これはちょっと凄いことかもと思った。

主人公のすずはとてものんびりした女の子で、ゆったりと過ぎていく日常なのに、
展開はとてもリズミカルでテンポがいいの。
私たちと変わらない日常が普通に過ぎていくんだけど、それがとてもリアルで半年間かけて追いかけたくらいの実感を伴う。

すずが限りなくチャーミングで、のんさんの声がぴったりで、すず=のん そのものだった。
彼女の描く絵は彼女の観ている世界。
どんなに過酷で辛い世界も、すずの目を通すと暖かで優しいんですよね。

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すずと対照的に描かれるのが、すずの夫の姉の徑子さん。
彼女はモダンガールで自由恋愛で結婚し夫婦で時計店を営んでいたが夫の死で実家に戻ってきた。
すずは名前も知らない男性のところに嫁いできた封建制度の古めかしい制度に従って生きる女性で、
この二人の関係も面白い。
最後は一生懸命生きていく二人とも思い入れて応援したくなる。

原爆で孤児となった女の子を風呂に入れようとみんなが大騒ぎしているときに徑子さんが、
娘の服を出してきて「着れるかしら」って呟く場面は涙しました。

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この作品を「一次資料の塊」と評した記事があったけど、
ものすごく丁寧に時間をかけて作られているそうです。
たった数秒の街の風景も、現実にあった街並みを正確に再現し、
街を歩く人たちも現実に存在した方を描いていて、
戦艦大和が呉に入港した日の天気まで調べて反映させてるんだそうです。

玉音放送後に呉の街に韓国の旗があがってたんですよね。
なんでかなーって思ったんだけど、調べてみるとそういうところにもエピソードがあるんだろうな。

おばあさんが「傘を持ってきたか」と聞かれたら「新しいのを持ってきました」
って答えなさい、って教えた話が謎だったので調べてみたら、
新婚初夜の合言葉みたいなものなんだって。
初めて知ったわ。
結婚式にお初にお目にかかります、っていう時代だからこその話なんでしょうかね。
2016.10.17 セトウツミ


絶対観たいと思って楽しみにしてたんだけど、
近所の映画館で上映してくんないのよね、こういうの。
行きそびれちゃってレンタル待ちするしかないかなって思ってたら、
渋谷のアップリンクという映画館で上映してるって知って、
札幌に帰る娘を見送った帰りに探して行ってきました。

場所がわかりにくくて、30分くらいウロウロと探し回ったのに、
旦那がいつも行ってるレコード店のすぐ近くだった(逆方向から探してた)もー!

小さな映画館で、手作り感があって、札幌のシアターキノに似てた。
椅子が大きくて動くのよね、また観に行ってみたい。
お洒落なレストランも併設されてるの、今度是非!(誰に言ってる?笑)


ホントおもろい、ゆるさがたまりません


これはやっぱり映画館で観て良かったわ。
だって、クスクスクスクス聞こえてくるのよ、周りの笑い声が。
笑っちゃうよね、
ケタケタ笑うんじゃないの、クスクスなの。
ほんとくすぐられるわ~

観てるっていうより、一緒にいる感じね。
終わって欲しくなかったもん(笑)
ずっと一緒にいたい。
これはもう、ひとえに、池松壮亮くんと菅田将暉くんの演技力の賜物です。

なんかちょっとさ、寂しいじゃない、娘を見送った後ってさ。
その日は旦那も泊りの仕事だったしね。
クスクス笑ってほっこりと癒されました。

こういう感じの菅田クン大好物です☆
2016.09.13 君の名は。
高校生の二人がすれ違うシュチュエーションはないってことだよね。
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公開されてすぐネット上での評判がいいので行こうかな-とは思ってたんですけどね、
3週目で興行60億円突破、どこまでいくのか予測不能の大ヒットでビックリです。
で、本日やっと観に行ってきました。
地方のシネコンですけど、結構な盛況でした。(平日だしレディスデイでもないのに)
予告編以外の情報は阻止して、おかげさまでネタバレなしで観ることができました。

ラブストーリでSF、時空を超えて男女が入れ替わる。
簡単な話ではないから集中して観ちゃうから面白い。
絵が綺麗。
RADWIMPSの劇中歌がピッタリで疾走感がありました。
でも設定が納得しきれない部分もあって、そのせいで終わってからも考えて、
新たな発見が鑑賞後にあったりするから、案外そういうのもヒットに繋がってるのかもしれない。

以下、そんなに詳しくは書かないけどネタバレありです。
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東京の瀧くんと、飛騨の三葉の入れ替わり、
実は3年の時間のロスがあるので三葉は瀧くんの3つ年上なんだね。
三葉が髪を切った日、東京に瀧くんに会いに行ったときまだ瀧くんは中学生で三葉の存在を知らない。
でも瀧くんが飛騨に三葉を捜しに来て紐を返した日は、三葉にとっては同じ日ってこと?(ややこしい)

三葉の家は代々村の巫女、口噛み酒を生み出し、鎮守の役割を果たしてきた。
1200年前に彗星が落ちた糸守にいつか又同じことが起きることを予測して守るべき存在だったんじゃないか。
おばあちゃんが私も若い頃夢を見たと言っていたし、お前のお母さんも同じ経験をしている。
みんな三葉と同じような経験をしてる?

でも、そうだったらなぜ三葉のお父さんは家を出て政治の世界に入ったの?
(そのあたりは小説「Another Side:Earthbound」で明かされてるらしいです)

彗星が落ちた糸守の様子は3.11の震災、最近の水害、地震を想像させる。
村の大火事ですべての資料が消失してしまっても、代々伝え続けるものがあることをおばあちゃんは語っていた。
そして、結果彗星事故が起きても村の人たちは助かった。
それは大きな災害から人々を救いたいという願いが表現されている。

授業で黄昏時を誰そ彼、方言で「カタワレ時」って言ってたけど、
片割れってひとつがふたつに分かれたもの。
瀧くんと三葉がひとつだったと言えるし、彗星がふたつに分かれたことを表してもいる。

時系列と空間の広がりがすごくある。
そして出会えるべき人と出会うということが、特別じゃなく、実は自分たちにも起きているんじゃないかという思い。
会っていた記憶が消えてしまった二人が、最後に言った「君の名は。」
それは探していた人に会えたという確信の言葉かもしれない。

先日、社宅時代の友達が韓国と福島から集まって1泊2日のお喋り会してきました。
(私は仕事があったのでお泊り←には参加できなかったけど)

たわいもない昔話と今の話。
私が社宅で過ごしたのは2年足らずで、ちょうど今の娘たちの年代だったのよね。
若かったしお金なかったよねーっていうエピソードが笑えた~。

で、何故だか映画を観ようって話になって(うちの映画館で)
観たい作品と時間的にちょうどいいのが4DXだったので、みんなして初体験してきました。

ジャングル・ブックの吹き替え版。
ジャングルの奥地に取り残された人間の子モーグリ以外は全部CGだそうです。
4DXで観るのに一番最適な作品でしたね、ジャングルの遠近感がリアルで臨場感があって、
俯瞰の映像のときはゆっくり椅子が傾くので本当に上から眺めてるようだった。

雨のシーンは本当に雨が降るんですよ。
前半で3回ほど雨のシーンがあるんだけど、あまりに降るのでホント傘さしたかった。
風もあるのでちょっと寒くて、自分がどれだけ濡れているのか服を触って確認しちゃった。
実際はそんなに濡れてなかったです。

しかしCGとは思えない、すっかり忘れて没頭しちゃって、
彼ら本当に演技が上手い(笑)
前半が緊張する場面が多かったから、クマのバルーが出てきてからはリラックスして楽しくて、
ジャングルで自由気ままに暮らす大きなクマはもう西田敏行そのものでピッタリだった。
映像の迫力と美しさだけでも観る価値大です。

黒豹に助けられて、オオカミのお母さんに育てられたモーグリは
人間のように知恵を働かすことを禁じられて、オオカミのように立派になろうと努力してた。
でも、火を扱えるのは人間だけ、危険も伴う火は判断力も知識も責任も必要で、
モーグリは人間として知恵を働かせてジャングルを守る。
たくましくなった彼は密林の王者みたい。そうかこれはターザンの子供時代の話でした。



4DX初体験だけど、MX4Dってのもあって調べてみたら、
4DXは体感が9種類、MX4Dは11種類なんだって、さらに上があったのか。
一回は体験したいかなって思うけど、
たぶんね、たぶん、映画好きとしては何回も行かないと思う。
IMAXは視界いっぱいで画質も音質もいいらしいから、これはいいなぁって思うのよね。
立川にあるすごい音で上映するってのもこれも興味あるかな。
作品を選ぶよね。
なんでもいいわけじゃないから、ちょうどいい作品で楽しめたら選択肢が広がってさらに楽しい。

次はIMAXを目指そう。行く時間あるかなー。
2016.06.05 映画「太陽」
残すところ2話のセカムズ。
気分としてはセカムズに一点集中で、ブログも10話連投予定で行こうと思ってたけど、

映画「太陽」

メジャーな作品ではなさそうなのに、なぜか地元の映画館で上映されてまして、
観に行ったらまぁ面白くて。
突然ですが、感想をセカムズに挟ませていただきます

劇団「イキウメ」の舞台、初演は2011年。
2014年に蜷川幸雄さんが「太陽2068」というタイトルで演出されてます。

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その映画化。

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ウィルスの猛威で人口が激減し、
太陽光を浴びると死んでしまうが、老化しにくく理性的で進化した富裕層の新人類「ノクス」と、
太陽の下で自由に生きるがノクスに管理される貧しい旧人類「キュリオ」という
格差社会が構成された近未来の話。

観終ってから考えることがあまりにたくさんあって、どんどん嵌っていった。
「太陽2068」は映像化されておりWOWOWでも放送されているので探してきてそれも観ちゃった。
基本ストーリはほぼいっしょだったけど、やはり舞台と映画では表現手段が違うので興味深かった。

神木隆之介くんと門脇麦ちゃんが素晴らしかった。

日本地図を見て、僕らの知ってる地図と違うと鉄彦(神木隆之介)が言うの。
情報を管理され教育も正しく受けていないということね。
中盤、ある理由で鉄彦が叫びながら地団駄を踏む場面があるんだけど、
感情をコントロールできないということは、感情を正しく言語化して表現できないということ、
子供と一緒ね、泣け叫びながら地団駄を踏むしかない。
閉塞感で正直こっちがイライラするくらい苦しかった。

太陽の光を浴びられない人生は考えられないけど、
ノクスに管理されて暮すのは嫌。
でも実は富裕層のノクスのほうが恐ろしく何かに管理されてる気がして、
ラスト、キュリオからノクスに転換した結(門脇麦)の表情。
キュリオとして悩み苦しみながらも思慮深い表情だった彼女が、
なにもかもがスッキリして生まれ変わったと言っているのに、
大事なものを失ってしまった薄っぺらな表情で話していることに背筋がぞっとした。

もしかしたら、当たり前として受け入れている今の暮らしが、
なにかしらのノクスの要素を持っているのではないかと、、
人間はどうしてこうも何かに管理されて生きるしかないのか、
そういう思いが頭から離れない。

門番のノクスの青年、古川雄輝くん、どっかで見たと思ったら「脳内ポイズンベリー」の男の子なのね。
すらっと背が髙くて顔が小さい彼の風貌が、近未来の新人類のイメージにぴったりだった。
ノクスの場面は夜なのでずっと暗いんだけど、
彼の品のよさと真っ当さにとても救われた気がしました。

挑戦的な作品、面白かった。
興味のある方にはお薦めしたいです。

世間を頑なに拒絶する老人と、保護観察中の17歳の少年の奇妙な友情の話。
1999.11.29放送のTBSドラマ「ディア・フレンド」

「お前は芝居に向いている。つらいことがたくさんあり、難しいかもしれないけど続けなさい」

芸能界は二十歳までと決めていた岡田君が、俳優として頑張ろうと思うきっかけのひとつが、緒形さんからこの頂いたこの言葉だったということを、インタビューでよく話してたので、前からぜひ一度観たいと思ってたの。やっと観られました。

⇒⇒ ディア・フレンド あらすじ
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まさかまさかの、私の大好きなロード・ムービーじゃないですかん。
不良老人と不良少年の、悪態ばかりついてて素直になれない似た者同士の話。いいドラマだったー。

すごく好きなシーンがあって、
車椅子を押す裕司(岡田准一)が、坂道で悪気はなく遊び感覚で手を放してしまい、スピードに怯えた佐竹(緒方拳)が恐怖で泣きそうなりながら怒るところ。
本当は優しい子なんだけど人を思いやることを教えられないまま育った裕司の幼稚性が感じられて、すべてを拒絶して感情を見せない佐竹が子どもみたいに抗議するってことで、二人の関係性があの瞬間にガラッと変わって気がして、感動して涙ぐみそうになった。

緒形拳さんはこの当時62才、いやいやもっと老人に見えますから、これも演技力ですね。
10代の岡田君はもちろん可愛いくて、ピーンと張りつめた感があって、なんともたまんない緊張感が素敵でした

心地よい余韻が残る、出会えて良かったと思えるドラマでした。
映画ブログみたくなってますが、しばらく観てなかった反動と、元々予定してたものが続いてるってのもあってね。
とーまくんの作品はラブストーリ以外は全部観ようと決めてる。
(ラブ排除の意味は不明)

しかし、最近の映画館の予告編はほぼ邦画なんですよね、驚きます。どれも面白そうで困っちゃう。


「人は誰かのためになると思えば動く」
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シンブンシを被った匿名男がネット上で犯罪予告をする、、となると、今どきのサスペンスかとおもいきや、
派遣社員やブラック企業、ワーキングプア、etc.
厳しい現実を突きつけられて、
なんでこんな社会なの?
少しレールから外れたらやり直しはできないっていうの?
働きたい若者を受け入れられない社会ってナニ?
ゲイツ君が職を失った理由を知ったら可哀想で、ラストで泣けるっていうけど、真ん中へんあたりから泣いてしまいました。

キャスティングもすごく良かったし、ひょろ君のエピソードも最後に納得させる話だった。
そうなんだけど、ラストはもっと明るくて希望に向かって行けるものにして欲しかった。
殺人の動機づけも弱い気がするし(原作は知らないですけど)、そのあたりから、結末はハッピーではないなと、、、

あのIT会社、ちょっと悔しくないですか。
あそこにちょっとでいいから制裁があれば良かったのにぃ。
なんてことを言いだすと、某TV局のスカッとジャパンみたいで単純過ぎてあかんですかね(笑)

吉野絵里香という刑事のインパクト少な目ですかね。
重要な役どころではあったんだけど、ちょっと上滑り←
戸田恵梨香ちゃんは好きなんだけど、仕事できるやり手の感じとか、
孤独に育ったゲイツくんとの共有するエピソードが繋がらない。
だから最後のシーンに感情が揺れないの。なんで?って思うばかりで。

海岸でのエンディングの余韻は、辛いことばかりだったけどだから知り合えた仲間がいるっていう、ほのぼのとした雰囲気なのに、、なんでゲイツ君はそれを選択したの?って思うじゃない。

現実が厳しければ厳しいほど、若い君たちには頑張って欲しい。
おばちゃんは心からそう思ったのでした。

ノビタくんの返すに返せない傘が浮いてました(笑)

全体としては面白かった。
好きなんですよね、とーま君。
私的には、とーま君の作品は外れなしです。
次は11月の映画「グラスホッパー」ね☆

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2015.06.08 映画「あん」
黄色い電車に乗って映画を観に行きました。映画の中でも黄色い電車が何度も出てきました。
このローカル感、、落ち着く(笑)
公開初日にこのローカルな映画館で監督や主演俳優を迎えて舞台挨拶があったそうで、
来たかったなぁ~、残念ながらその日は仕事で来られませんでした。

始まりは千太郎の後ろ姿。
ほんの少しだけ右肩が下がり、足を引きずるクセのある歩き方。
屋上で煙草を吸うその姿は孤独で、間違いなく人生なんて楽しんでない。
こういうのは理屈じゃなくて感覚の問題なんだけど、
あぁこの映画好きだなぁ、、、そう思いました。

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徳江が患っていたハンセン病は病気が進むと容姿が変形することと、政府が患者を隔離したことから間違った認識のため差別に拍車がかかった悲しい歴史を持つ病気。患者同士でしか結婚できなかったし子孫を残すことも許されなかった。
ハンセン病の話を聞くたびに、なぜかいつもごめんなさい、、という気持ちになる。
「無知」
「無関心」
心に無意識にあるそういうものが差別を引き起こすから。

ワカナの年齢くらいで療養所にやってきた徳江は、家族と引き離され、自分は何のために生まれてきたんだろうと悩んだはず。
でも、たくさんの自由を制限されて生きてきたからこそ心は誰よりも自由で、だから小豆の言葉に耳をすますことができる。
あぁ、なんて素敵な人なんでしょう。

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「ねえ、店長さん。私たちはこの世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくても、私たちは生きる意味があるのよ。」

だめだ、
もーこの台詞で涙腺が決壊しました、わたくし。

樹木希林さん。
原作を書いている時から徳江は樹木さんをイメージしていたそうです。本当に素晴らしい存在感のある方。
いて下さるだけで嬉しい、そういう俳優さんですよね。

そして、さらに良かったのが千太郎役の永瀬正敏。
無口でやるせなくて、、、
お酒で失敗した人生だから、真逆のあんこの仕事したんだね(千太郎の話)
なんかそれ可愛いじゃん←
最後の桜の花の下のシーンが良かったなぁ、晴れ晴れしてて。

ひゅ~~~~~
終わった後にモヤモヤモヤモヤする。
女って怖い。いや女だからってみんなこんなことできません。そんなに頭良くないしキレてない。
思わず息子に、ちょっと抜けてるくらいの人と結婚しなさいって言っちゃいましたわ。

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結婚5年目の妻がいなくなった。
事件かと思うよね、やがて夫に疑いの目が向けられる。
でもあらぬ方向に進んで行って、途中から全く予測不能。
どんなふうに収束するのか全くわからなくなってくる。
149分ですよ、そこそこ長いのに全くダレずにラストに突入します。

終わってみたら、、あれ?これってただの〇〇喧嘩なの?(笑)
スケールでかーー
こわーーーい

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デヴィッド・フィンチャー監督は息子がファンなんですよ。
ファイトクラブが超おすすめらしくて、レンタルじゃなくて購入したDVDがずっと前から手元にある。
スッキリとちゃんちゃんって終わるより、余韻の残る作品がお好みかしらん。
意外と母似にじゃねーか(笑)

・セブン (1995)
・ファイト・クラブ (1999)
・ゾディアック(2006)
・ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (2008)
・ドラゴン・タトゥーの女 (2011)

このあたりをまずは見てみましょうかねー。
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